みやこ町デジタルミュージアム

膨大な情報を地道に読み解く「情報の発掘現場」(じょうほうのはっくつげんば)

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■みえないところで頑張ってます!

博物館では、皆さんが普段ご覧になる展示室とは別の空間で、整理作業(ナンバリングや撮影、台帳作成・収納など)を行っています。この作業を行ってはじめて資料の特性が判明し、展示や活用のための道筋がつくことになります。

 この作業は地道に根気強くやるしかないのですが、その過程で小さな(時に大きな)発見と感動、嘆息と問いかけがなされます。そこがこの作業の醍醐味ですが、皆さんにもその一端をご紹介します。

INFORMATION
整理作業のひとつ「資料写真撮影」

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整理作業のひとつ「資料写真撮影」

 館に収蔵される資料はさまざまですが、新たに受け入れる資料は、資料台帳とよばれる数量や特性を簡潔に記したノート(カルテ兼データベース)を作ります。このときに資料をじっくり観察し、写真を撮り、一つ一つの特性を確認して、資料の全容を把握するようします。そうすると、それまで黙っていた資料たちが思わぬおしゃべりを始め(ちなみにこれは例えでして、本当にしゃべると不気味です…)、私たちに様々な情報を伝えてくれるのです。

OTHER PHOTO

  • 蔵出し最新情報fileno.001「小宮豊隆資料(追加分)」

     現在、当館が進める整理作業の対象資料の1つに「小宮豊隆資料(追加分)」があります。

    本資料は、H25年にご遺族から寄贈されたものの追加分で、約4,000点の書簡や書籍、写真資料からなり、今なお作業が続けられています。

     そんな中で見つけた、「これは(再)発見!」と思える資料を、担当者オススメの一品としてご紹介します。

    詳細は、下記のPDF「この資料ここがみどころ、ここがツボ‼」file.001小宮豊隆資料(夏目鏡子発小宮豊隆宛書簡)もあわせてご覧ください!

  • 蔵出し最新情報file.002「小宮豊隆資料(追加分)」

     今回の「これは(再)発見!」と思える資料・オススメの一品は、小宮豊隆と同じく漱石門下のひとりである阿部次郎が小宮へ宛てた書簡(ハガキ)です。漱石も訪れたことのある信州上林温泉から、漱石の思い出の句とともに色濃い秋の風景が鮮やかに心に浮かびます。

     詳細は、下記のPDF「この資料ここがみどころ、ここがツボ‼」file.002小宮豊隆資料(阿部次郎発小宮豊隆宛書簡)もあわせてご覧ください!

  • 蔵出し最新情報file.003『對州御下向海陸日記(往路)』

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    蔵出し最新情報file.003『對州御下向海陸日記(往路)』

     今回の「おすすめの一品」は、朝鮮通信使資料『對州御下向海陸日記(往路)』の中の、東海道中「府中宿(静岡市)」のはずれ、「弥勒」での出来事です。

    本書は将軍名代の小笠原忠固一行が江戸から対馬まで向かう旅の記録でもあります。

     将軍名代としての緊張が続く旅の中、ほっと一息つける休憩時に供されたお菓子は、小笠原忠固一行の旅の癒しになったのではないでしょうか。

     詳細は、下記のPDF「この資料ここがみどころ、ここがツボ‼」file.003朝鮮通信使資料もあわせてご覧ください!

  • 蔵出し最新情報file.004『對州御下向海陸日記(往路)』

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    蔵出し最新情報file.004『對州御下向海陸日記(往路)』

     今回の「おすすめの一品」は、朝鮮通信使資料『對州御下向海陸日記(往路)』の中から、京都・伏見での出来事です。

    伏見から大阪へは船の旅。セレブな面々(の使者)からのおもてなしを受ける小笠原忠固一行の旅の記録です。

     詳細は、下記のPDF「この資料ここがみどころ、ここがツボ‼」file.004朝鮮通信使資料もあわせてご覧ください!

  • 蔵出し最新情報file.005「小宮豊隆資料(追加分)」

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    蔵出し最新情報file.005「小宮豊隆資料(追加分)」

     今回のおすすめの一品は、夏目漱石門下の一人である小宮豊隆資料(追加分)の中から、大正13年(1924)渡欧中の小宮へ安倍能成が送った書簡です。
     「漱石神社の神主」といわれ、誰よりも漱石文法に詳しかった小宮。第3次となる漱石全集編纂の中心となってゆく様子が伺えます。
     詳細は、下記のPDFこの資料「ここがみどころ、ここがツボ‼」-整理作業の最前線から「蔵出し」最新情報file.005-をご覧ください!

  • 蔵出し最新情報file.006「小宮豊隆資料(追加分)」

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    蔵出し最新情報file.006「小宮豊隆資料(追加分)」

     今回の「おすすめの一品」は、夏目漱石門下のひとり安倍能成から小宮豊隆へ宛てた書簡です。昭和20(1945)年、第2次世界大戦終戦間近の4月27日の出来事をご紹介します。
     戦禍で心身ともに疲弊していた安倍が、漱石の俳句と漢詩に癒されている様子が伺えます。
     詳細は、下記のPDFこの資料「ここがみどころ、ここがツボ‼」-整理作業の最前線から蔵出し最新情報file.006をご覧ください!

INFORMATION

住所
TEL
TEL
E-mail
開催日時
0000-00-00
登録日
2021-09-04
備考

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