みやこ町デジタルミュージアム

新着情報

  • 2019/04/24

    企画展 「改元と吉田増蔵」ー昭和・平成から令和へ」

    新元号「令和」改元を記念して、「平成」から「令和」への過渡期にあたる平成31年4月29日(祝:昭和の日)から6月16日(日)まで特別展を開催します。

    企画展の中では「昭和」の元号及び「平成」即位の天皇陛下の称号・名前を考案した、みやこ町出身の漢学者、吉田増蔵やその兄、健作(近代製麻業の創始者)ゆかりの資料を展示します。

    また新元号「令和」とみやこ町の「意外」な関係と併せて、みやこ町の「万葉の世界」をご紹介いたします。

    なお、企画展開催中は、子どもから大人まで楽しみながら元号について学んでもらうため、元号発表の舞台を再現した「歴史的瞬間体験コーナー」を開設します。


    ① 展示関連講演会

     「昭和・平成から令和へ 〜改元と吉田増蔵」

       講師:井上信隆(当館学芸員)

      5月18日(土)11:00〜

    ② 史跡散策バスハイク

     「みやこ町で見る、学ぶ『令和』と万葉の世界』

     6月2日(日)10:00〜

     ◎ みやこ町内の万葉の面影が残る史跡をバスで巡りながら「令和」の世界を体験

    大型連休を利用して「令和」幕開けの思い出づくりに是非ご来館ください。

  • 2019/03/03

    「島山鶴雄展」‐放送機の神様と呼ばれた不撓の技術者‐開催

    みやこ町はその名に相応しい多彩な人材を世に送り出してきました。とりわけ維新で敗者となった当地は藩校育徳館を拠点に人材の育成による失地回復に努め、その成果は岩垂邦彦(NEC創業者)堺利彦(日本社会主義運動の父)葉山嘉樹(プロレタリア作家)をはじめとする近代日本を牽引する数多の逸材を輩出するに至りました。
    一連の人材は各界で様々な成果を上げましたが、昭和期の放送機器開発の世界で「神様」と呼ばれ、国内の放送機の殆どの開発や制作・調整を手掛けた技術者・島山鶴雄(1906~2005)もその一人です。当地を出発点とした彼の技術は「昭和」を象徴するマス媒体ラジオ・テレビ電波の安定供給という命題をどんな環境下でも達成する確かなものとなり、その精度と技術力は海外でも高く評価されました。
    同じ放送でも番組制作とは違い地道な分野ながら、所縁の資料は技術大国ニッポンを支えた「誠実な知と技」の一端を物語ります。本展ではそうした技術者の「神」と讃えられた同氏の遺品が纏まって寄贈されたことを記念し、みやこ発の「不撓の技術者」の存在と業績についてご紹介いたします。


    2.名 称 島山鶴雄展-放送機の神様と呼ばれた不撓の技術者-3.主 催 みやこ町教育員会・みやこ町歴史民俗博物館
    4.後援・協力 島山博明・中田 薫・福岡県立育徳館高校錦陵同窓会 
    5.開催期間 平成31年3月9日(土)~同年4月21日(日)
           ※ただし、会期中の月曜日休館(12/24除く)
           ※開館時間 9:30~17:00(入館は16:30まで)
    6.会 場   みやこ町歴史民俗博物館 企画展示室兼研修室

    7.展示内容(概要)
    (1)展示の構成とねらい
    昭和ニッポンのマス媒体(ラジオ・テレビ)電波の安定供給に人生を捧げた「放送機の神様」こと島山鶴雄の生涯や業績についてその一部をご紹介します。
    (2)主な展示構成と資料(予定。調整のため差替えとなる場合があります)
     ①「神様」とみやこ町豊津 -育徳館・豊前育英会・岩垂邦彦-
    小笠原忠忱・岩垂邦彦肖像。豊前育英会資料(給費生名簿等)
    ②「神様」とラジオ・放送機との出会い -明専・NHK・上海・新郷-
      明治専門学校写真アルバム・上海放送局で使用の録音盤(レコード)
    ③「神様」と戦後 -ラジオからテレビ。そして海外へ-
      島山氏著作・研究ノート等、書斎用度・写真類
    ④「神様」への感謝とメモリアル
      前島賞記念品・愛宕山放送局記念版画など
    ⑤絵本でたどる「神様」のあゆみ -絵本「ほうそうきのかみさま」パネル紹介-

    8.観覧料 大人200円・高校生以下100円(常設展と一緒にご覧いただけます)




    詳しくはこちらをご覧ください>>

<<最初 <<戻る | 81 | 82 | 83 | 84 | 85 | 86 | 87 | 88 | 89 | 90 | 91 | 次へ>> 最後>>

PageTop