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生立八幡宮の大楠②
大楠はその規模・古さゆえに幾つかの逸話を伝えていますが、そのひとつに幕末の頃、異国船対策のための大砲の台座用に切られようとした事件があります。このときは神社の宮司や氏子が木の由緒・霊験を藩当局に説いて嘆願をし、無事伐採を免れたという記録が残されています。
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生立八幡宮の大楠③
大楠には「シーボルトキセルガイ」と呼ばれる陸棲の蜷貝が生息していますが、この貝には次のような伝説があります。神社祭神の神功皇后が大陸から凱旋の際、軍船に張り付いて皇后軍を守ったこの貝を、この地の神へのお礼として境内の楠の守り神にと解き放し、それが今に息づいているというものです。貝はその由緒ゆえに不思議な力を持ち、歯痛の際は貝を噛んだり患部にあてたりすると痛みが治まると伝えられています。
- 特にありません。
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