■みやこ町指定文化財
庄屋古墳は、周辺の宅地開発などで大きく削られていますが、元々は全長が85mほどあったものと考えられています。後円部は約45m、前方部は最大幅約50mほどあったのではないかと推測されています。
庄屋塚古墳墳丘実測図:
庄屋塚古墳石室実測図:
昭和39年(1964)、小田富士雄氏らにより前方部の横穴式石室について発掘調査が行なわれました。この石室は、全長6.3m、複室構造の横穴式石室で、玄室は長さ2.4m、幅1.8m、高さ2mの規模がありました。なお、戦時中、後円部南東部分に防空壕をつくる際、石材が掘り出されたといいますが、詳しいことは不明です。
庄屋塚古墳出土品実測図:
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