八景山はその名の如く、豊前地方の景勝八つ(豊前八郡名所・豊前六郡名所に周防灘と豊後由布岳など諸説あり)を一望のもとに収めることができることからその名があります。素晴らしい眺めと小さな山中に展開する豊かな自然・文化遺産が魅力です。気軽にアタックできる里山です。お気軽にお越しください!
長養池からみた八景山:八景山は英彦山から北へ延びてきた尾根が、京都平野を前に小さな高みを形成して絶え行く地点で、古来こうした地形を「端山(はやま)」と称し、ヤマとサトの端境の地として信仰の対象となることがありました。山頂には花崗岩の巨大な磐座(いわくら)群もあるため、この山はそうした地=聖なる地形と見做され、古来人々(とくに京都平野の人々)が祈りを捧げる地として意識され大切にされてきました。
山頂から南を臨む(英彦山・犬ヶ岳山地): 天気の良い日には求菩提山や英彦山はもとより、遠くは大分県の国東の山や由布岳・鶴見岳が見える日もあります。毎年、11月に行われる航空自衛隊築城基地の航空祭で飛ぶ飛行機も眺めることができます。
山頂「八畳岩」から東を臨む(京都平野・国府周辺):京都平野も東の方向になりますと周防灘が近くに見え、苅田の工業地帯や遠くにかつて、毛利藩が城を構えていました松山城址があります。ここ、八畳岩はパワースポットとして知られていますが、足元は傾斜があるために滑りやすくなっています。
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