八景山はその名の如く、豊前地方の景勝八つ(豊前八郡名所・豊前六郡名所に周防灘と豊後由布岳など諸説あり)を一望のもとに収めることができることからその名があります。素晴らしい眺めと小さな山中に展開する豊かな自然・文化遺産が魅力です。気軽にアタックできる里山です。お気軽にお越しください!

長養池からみた八景山:八景山は英彦山から北へ延びてきた尾根が、京都平野を前に小さな高みを形成して絶え行く地点で、古来こうした地形を「端山(はやま)」と称し、ヤマとサトの端境の地として信仰の対象となることがありました。山頂には花崗岩の巨大な磐座(いわくら)群もあるため、この山はそうした地=聖なる地形と見做され、古来人々(とくに京都平野の人々)が祈りを捧げる地として意識され大切にされてきました。